ラスト・ラブ~私が愛したもの~

「つか何でそんなこと聞くの?あ、もしかして妬いてる?♪心配すんな加奈は俺だけのもんだww」




青山君はあたしの腰に手を回した。




「ちょっとあたしを彼女みたいな言い方やめてよ!っていうか馴れ馴れしくあたしの体に触らないでよねー!」




「何で?♪さっき俺にキスされて喜んでたくせに♪」




「嬉しくない!キスしてくれなんて頼んでないし!」




「素直になりなよ嬉しかったですって♪そんな加奈も可愛い♪」




そんな青山君の言葉にあたしは少し顔を赤くした。




フンッ!そんなお世辞誰が真に受けるもんですか!




あたしはだまされない!うん!




でも少し嬉しいっていう気持ちもあったりしてww




食べ終わった弁当を片付けた瞬間、ドアが開く音がして誰かが入ってきた。




見ると、見知らぬ一人の男子生徒だった。




「おーやっと見つけた春樹ー♪お久ー♪」