屋上に着き、あたしは青山君の横に座った。




いったい何を喋ればいいの…




恥ずかしくてなかなか口が開かない。




すると青山君はキャラがかわったかのように話しかけた。




「ねぇ名前加奈だったっけ。」




「あ、はい」




っていきなり呼び捨て!?




なんかキャラかわってない??




「これから呼び捨てで呼ぶから。やっぱ加奈って可愛いな♪」




そういいながら青山君はあたしに近づき、顔をのぞいてきた。




あたしはつい恥ずかしくて顔をそらした。




「何でそらすんだよ。こっち向けって」




青山君はあたしのあごを持って引き寄せた。