姐御な私と無口なアイツ。




* *




……あ、あれ?


目を開けると、白い天井が映った。


キョロキョロとすると、何故かカーテンで囲まれた簡素なベットの上にいて……ここは、保健室?


起き上がって、そっとカーテンを開けると、保健の先生がこちらを見た。


「あら、目が覚めたの?調子は?」


「大丈夫です……。あ、あの……私はどうして……?」


「熱で倒れたのよ。それからずっと寝てて、もう部活も終わる時間。もうすぐあなたを運んできた子も……」


そう、先生が言った瞬間。


「失礼します」


ガララララ、と扉を明け、誰かが……涼介が、入ってきた。


「ちょうど良かった。今起きたのよ」


にこにことそう言う先生に軽く会釈をして、涼介はまっすぐこちらに寄り、当たり前のように私の額に手を当てる。