引率の先生の車で学校に戻り、連絡を受けて学校に迎えに来ていたお父さんの車で、病院へ向かった。
病院へ向かう車で、右の前歯がおかしな位置にあることに気づいた私は、痛みを覚悟で歯をもとに戻す。
車の中で考えてみる
傷は大丈夫か、顔に傷が残ったりしないか........そんなことよりサックスが吹けなくて先生や先輩、一緒に頑張ってきた同級生に迷惑をかけないか、というのが心配で涙が出てきた。
嗚咽に混じり、先輩ごめんなさい、先生ごめんなさい.............という言葉が漏れる。
悲しい。悔しい。
最後の最後で先輩たちの力になれないなんて.......。



