『慧くん!!』 「…ぇ?」 『だーかーら、慧くん!!』 私は、さっきの言葉を思い出し心臓がバクバクしだす。 『…紗枝?』 「ぁ…。ごめん。」 『大丈夫だよ。じゃ、明日片渕公園の前で。』 「はーい…。」 私は、電話を切り無意識に服を探した。