暫くするとカツカツとヒールの音が聞こえて来た

「そんなん着てんの始めて見たぞ」

ヒヨリは白くて袖と足が透けているワンピースの様な服を着て居た

「寝る時はいつもこれだが」

平然と返すとヒヨリは俺の制服のボタンを外した

「何だこれ」


包帯を取ると取ったヒヨリの反応に俺はダルイ体を少し起こして傷口を見た

傷口ね辺りが紫に変色してる⁈

「何か特殊な武器で切られたな、再生が遅い」

うっ…めんどくせぇ

「仕方ない」

ヒヨリは溜め息を付きながら髪をくくった

「待て、それ直したらお前ぶっ倒れるだろ」

「動くな、平気だ明日の朝には回復するだろう」