「お疲れ!ヒヨリ!」

ヒヨリの後を追って教室を出ると、リュウ、ミウ、ミナミが居た

「ああ、」

パチンと指を鳴らすとヒヨリは元の姿に戻った

魔法使うとか…セコイヤツ

にしても…

「どうやってA評価取らせたんだ?」

ヒヨリはチラッと出て来た教室を見てから答えた

「後でな、今話すと面倒な事になりそうだ」

俺達が教室に目をやる頃には、女子生徒達がヒヨリを探そうと、教室を出て来て居た

「そういう事で、帰りますか」

ミナミはいち早く帰りたい様だ

「ブラッディナイトがここに居ると騒ぎが起きるからな」

リュウがため息を付いた

「だな」

そうして俺達は一度寮に帰る事にした