「チッ…ざけんな」

ヒヨリかなりイラつ居てるらしい

カツカツとヒールを鳴らしながら廊下を歩いて居た

まあどうせ、行き先は同じだろう

「見て、ブラッディナイトよ」
「カッコ良いー」
「ほら、ヒヨリ先輩とゼロ先輩よ」

おいおい

此処って小学生の校舎じゃねえか

「うっとうしい」

ヒヨリは他の生徒と一切目を合わせずに前だけ向いて歩いた

それは同感

俺達は一旦校舎を抜け、ブラッディナイトの寮へ向かった。