「あ、あなたに何が分かるの⁈」

教師が慌てて反論する

が、

ヒヨリが口喧嘩で負ける訳が無い

「生徒のやる気を引き出すのも、教師の役目なのでは?」

教師はしばらく黙ってまた、口を開く

「そ、そんなに言うなら、見せて見なさいよ」

おいおい何でそう成る

でもヒヨリは顔色を変え無い

「来週の月曜、1時間私の生徒の授業をして、生徒全員にA評価を取らせなさいよ。場所は当日指名するわ」

教師は息を切らしている

そんな事出来る訳な…

「良いですよ」

サラリと返って来たヒヨリの返事から教師は固まる

「その教師はこちらが指名して構いませんよね」

何を言ってる?

教師はフッと笑う

「はは、いいでしょう」





と言う事だ