「朝食だ」

このやり取り毎度定番だよね

何か笑える

ヒヨリ、元気だな

「もう体調は平気なのか?」

いつも答えは決まって居るのに聞いてしまう

「ああ、問題無い」

ヒヨリはドアノブに手を掛けた

俺は小さく「そうか」と返す

そしてヒヨリの答えにいつも安心している自分が不思議でならない

そんな下らない事を考えながら、制服に着替えロビーへ向かったヒヨリを追った