それから季節は進み初夏の6月になった。あれから先輩とは何もなくて仕事している先輩を見てるだけって感じだった。仕事している先輩は時折ネクタイが苦しいのか緩めたりかけている眼鏡を外したりと立て続けに仕事しているから疲れてないか心配になるよ。

比奈「先輩、コーヒー飲みますか?」

隼人「う~?ああ貰う」

熱いコーヒーを啜りながら飲みながら私をじっと見る先輩。何?視線が気になる!!

隼人「もうすぐ球技大会だけど今度は三学年合同だからもしかしたら同じチームかもな?」

ふっと笑う。あっ!あの顔カッコいいって!!

比奈「そうなんですか!?」

隼人「そんなに驚く事?そんなに嬉しいの?」

比奈「違います!!」

隼人「素直になれよ」

そう言って先輩が近づいてくる。そしていつものように壁ドン。

隼人「なぁ?俺と一緒なったら嬉しいんだろ?」

キスされる!!って思ったけど・・・・先輩がすっと離れた。なんで?

隼人「キスして欲しそうな顔てるしてやろうか?」

比奈「そんなことないです!!」

慌てて生徒会室から出ていく。ビックリしてでもなんでなんだろ?いつもだったらあのままキスなんだけど・・・・・最近キスしてない。

まぁ恋人じゃないんだからしないわよね?でも・・・・なんだか寂しいかも