落ちこぼれプリンセス


しばらくすると、スカイビジョンよりも上の防御シールドの更に上に、小さく幾つもの人影が見えることに気がついた。

視力はとっても良い私は、そのなかに父と祖父の姿を見つけた。

(何してるんだろう?)

その時、遠くの方から私を呼ぶ声がした。

「………!、………!」

その声にキョロキョロと辺りを見渡すと、丘の下の方から物凄い勢いで走ってくる姿が見えた。
「ここだよー!」
私が立ち上がって幼なじみに手を振ると、「伏せて!」と叫びながら、あっという間にかけ上がってきた。
「早く目を瞑って伏せて!」
そう言うと、無理矢理私を押し倒して、私の上に覆い被さった。

次の瞬間、目を瞑っていてもわかるくらいの光が空を覆った。そのまま見ていたら、目がどうなっていたか分からない。