「あんたの最大の欠点は、その卑屈なところよ!」
ビシッと指を指された。
人を指差してはいけません。って教わったでしょ?
でも、
「うぅぅぅ…」
変な声しか出なかった。
(そんなこと、言われなくても分かってる。でも、私なんて…)
「まず、『でも』『だって』『私なんて』と考えることを止めろ!」
「!!!」
(今まで通りと決めた途端に言い方がヒドイ…。それに心の中を読む魔法なんてあったかなぁ?)
「そんなの使わなくても、あんたの心の中なんてお見通しだから。それから、その魔法もあるからね。使ってはいけないだけで。」
(また読まれた!!!)
「?あるのに使ってはいけないの?なんで?」
けろっと聞いた私に、とうとうまさみの雷が落ちた。
「6歳まで戻って、歴史の勉強し直してこい!!!」
歴史は苦手なんだよぅ…。
ビシッと指を指された。
人を指差してはいけません。って教わったでしょ?
でも、
「うぅぅぅ…」
変な声しか出なかった。
(そんなこと、言われなくても分かってる。でも、私なんて…)
「まず、『でも』『だって』『私なんて』と考えることを止めろ!」
「!!!」
(今まで通りと決めた途端に言い方がヒドイ…。それに心の中を読む魔法なんてあったかなぁ?)
「そんなの使わなくても、あんたの心の中なんてお見通しだから。それから、その魔法もあるからね。使ってはいけないだけで。」
(また読まれた!!!)
「?あるのに使ってはいけないの?なんで?」
けろっと聞いた私に、とうとうまさみの雷が落ちた。
「6歳まで戻って、歴史の勉強し直してこい!!!」
歴史は苦手なんだよぅ…。

