私は、抱きしめていたクッションをじっと見つめた。
まさみが大変な思いをしていることは分かっているけれど、うらやむ気持ちもある。
(いいなぁ…)
そう思ってため息をついたら、今度は超恐い顔で、
「まだ何かあるの!?」
と言われてしまった。
「だってさ、まさみは超エリートじゃない。私はこのクッションを浮かせる事も出来ない。」
そう言って、ポーンと上に投げたクッションを、まさみがさっきやったようにふんわりと手に乗せたかったけど、浮くどころか、つかみ損ねて床に落ちた。
まさみが大変な思いをしていることは分かっているけれど、うらやむ気持ちもある。
(いいなぁ…)
そう思ってため息をついたら、今度は超恐い顔で、
「まだ何かあるの!?」
と言われてしまった。
「だってさ、まさみは超エリートじゃない。私はこのクッションを浮かせる事も出来ない。」
そう言って、ポーンと上に投げたクッションを、まさみがさっきやったようにふんわりと手に乗せたかったけど、浮くどころか、つかみ損ねて床に落ちた。

