女子校生活



やっと入学式が終わり、私たち新入生はクラスに移動になった。



私の前をヤンキーぶってる馬面が歩いている。

声をかけるか迷う。

もしこの馬面が実は陰キャで高デしてるだけだったら私はこの1年馬面と上手くやっていけるだろうか…?

まずこの馬面が私の横を歩くことで私の評判悪くならない?



…むむむ。



私が全力で悩んでいると、馬面にすっと音もなく近寄る女の子がいた。

そしてあろうことか、馬面に話しかけた。



「ねえ、名前なんて言うん?」

「みきやで」



みき?
え、みき?
美希とか書くの?
え、どこが美しいん?
めっちゃぶさいくやんwwwww


「みきか〜。私は菜々子やから菜々子ってよんでな!」

「うん」

「…ありがとう」


…話終わっちゃったよ〜…
そこはみきちゃんも協力して話続けるとこやろ?
関西人やねんから話弾ませろよ!


「あ、みきってどうやって書くん?」

「えっとな、未来の未に、希望の希やで」



うそやん……
ごめん、まじごめん。
みきちゃん本間にごめん…。
美しくないとか言ってごめんなさい土下座します許してください


「ふーん、あ、ここが教室か〜」


もうまじごめんなさい勘弁してください馬面とか言いませんごめんなさい


「5組か…」


ごめんなさいいいいいいいいいい



こうして、私の入学式は、謝り倒して終わった。