ガチャン

ドアの音がした。
驚いてそちらを見る。

「悪いっ!寝坊した!許せ!」
入ってきての第一声がこれとは、


「おそいぞ?遥」
分かってるようだが、改めて言う。

「だから、悪いって言ってるだろ?」
なんで、ちょっとキレてるんだよ。

「遥さん。いくらなんでも遅すぎですよ。」
追い打ちだ。

遥のココロが折れるぞ?

「えっと、………いや、本当、すみません。」
「いくら何でも態度変わりすぎだろ!」

なんなんだこいつは。

うわっ

突っ込んだら
こいつ目、輝かせた。


いや、あの、僕、別に突っ込みたかった訳じゃないからな?

そこ、重要。
できれば、突っ込みたくないからな、



まぁ、なにはともあれ、みんな揃った。