「ブレイン!」
陽希の手から炎が出た。後ろのやつは燃え上がり倒れた。愛実は、立ちだす。
「今の何なの?」
陽希は、手を振った。
「3000年から来たものです」
「何で私を狙うの?」
「それは……」
この子、おかしい。もしかしたら、嘘をついているじゃ……。愛実は、陽希の近くに来た。
「ねぇ、あなたは、何歳?」
「16です。 愛実さんは ……」
愛実は、陽希の頭を叩く。
「女の子に年齢を聞かないこと、分かった?」
「分かりました」
愛実は、笑った。
「よろしい。で、あなたは、私を狙うわけを知らないわけないでしょね」
陽希は、慌てる。
「それは、その……」
「知らないの?3000年から来たのでしょ」
「……」