そう思いながらも黙々と掃除を続けるといつの間にか外は暗くなり始めていた。 「よーっし! 掃除終了っ!」 奏人がそう言うとあたしたちも掃除をやめ、ぐったりとその場に座る。 「ふぅーっ やっと終わったぁ〜!」 「全く誰のせいでこんな目に…。」 伊織はそう言ってるけどあまり嫌そうな顔はしてない。 「まぁまぁ、 見回りの先生もきそうだしとりあえず学校でよ?」