「えぇーーー!? い、いつのまにっ!!?」 あたしの驚き声思わず奏人が耳を塞ぐ。 「…うっせーな。」 「いつ!!? いつから付き合い出したの!!? てかあたしがいない間にどこまで進展しちゃってるの!」 あたしの質問に伊織は今までに見たこともないような真っ赤な顔で 「ぉ、おとといから… つき、あってます…。」 顔を隠すように俯く伊織。 あたしは伊織の耳に顔を近づけ 「おめでとっ 伊織。 …詳しい話は明日にでもじっくりと聞かせてもらうからねっ!」