「何にする?
ここ、ハズレ商品とかないからどれもオススメだよ」
店内に入り案内された席はテラス席で日当たりがすごくよくて気持ちよかった。
「じゃあ、ミルクティーとシフォンケーキでお願いします」
十香さんは「了解っ」というと店員を呼んでメニューを言ってくれた。
「なんかすいません、メニュー言っちゃってもらって」
「いいのいいの、
わたしも一応年上だしさっ
たしか佳歩ちゃんは悠斗くんと同い年だったよね?」
悠斗と年齢一緒とかあたし言ったっけ・・・?
「あっ・・・はいっ」
「良かったぁ
間違えてたらどうしようって思っちゃったよ」

