俺は、佳歩が好きだ。 それは今も昔も一度と変わったことはない。 だから、佳歩と幼なじみ以上の関係になれたときはすごく嬉しかったし振られたときは泣きそうなほど辛かった。 振られたあと、佳歩が遠くに引越した、と聞いたときは死ぬほど後悔した。 でも、そんな俺にも前に進む力を神様は与えてくれたのかもしれない。