「おい、佳歩が困ってるだろ」 なんとか悠斗の仲裁のおかげで悠斗ママがあたしから離れた。 「もー、いいじゃない抱きつくくらい。 それにしても佳歩ちゃんどうしたの? もしかして今さっき帰ってきた?」 実際今は夜中なわけだしこんな時間に突然来られたら驚くよね・・・ 「うん、 ひいおじいちゃんの葬儀が明日あってさっき帰ってきたところなんだけど、お母さんは明日くるし泊まる場所がなくて・・・」 あたしがそう言うと悠斗ママは目をキラキラさせた。