「久しぶりだね、 悠斗」 あたしはそっと後ろを振り向いたあと、めいいっぱいの笑顔で笑った。 相変わらず涙は止まらないけれどそんなのはもうどうでもよかった。 少し大きくなった背。 昔より大人びた表情。 目の前にいる悠斗の成長が、あたしたちの空白の時間を物語っていた。 だから、余計、恋しくなった。 「久しぶり、だな。 元気だった?」 悠斗はきっと気づいてる。 あたしが泣いていることに。 でも、そこに触れないのは悠斗なりの優しさなんだ。