「あの・・・大丈夫ですかっ?」 彼女の容姿に見とれすぎていたせいか返事をすることを完全に忘れていた。 「あっ!! はい、大丈夫ですっ!」 そう言うと彼女は安心したような顔をして最後に一言「では、失礼します」と言って天使のような笑みを残して改札へと向かっていった。