バッドエンドの終わり方



たまたま海にまできばらしのような感じできていたらいつも俺が座ってる堤防に同い年くらいの女がすわってて。


いつもならそのままスルーして帰ってた。



でも、夕日に照らされた海を見つめている彼女があまりにも綺麗で思わず見とれてしまっていた



そして、そう思った時にはもう声をかけていた。



『君もここの海、好きなの?』



俺がそう問いかけると彼女はその綺麗な顔をこちらへと振り向かせながら



「好きです


ここに来る時だけは、今まであった嫌なこと、全部忘れられる気がするんです。」



その美しすぎる容姿に釣り合うほどの綺麗な声でそう言った。