『ほんとお前変わってる まぁいいや。』 そういって彼はまた海の方を向いた。 よろしく、と言わないのはきっと彼が私に一線をひいているからだろう。 それに何かを言おうとも思わないし逆にこの距離感がお互いの中でも楽なのかもしれない。 はたから見れば海の堤防の上、隣同士に座るわたし達は恋人に見えるかもしれない。 実はあって間もない2人だなんて誰も思いもしないんだろう。