・・・全部、言ってしまった 二年前のあの日と、同じような雰囲気が部屋の中を漂う。 しばらくの沈黙の後・・・ 「――――――すまなかった。」 お父さんはそう一言、静かに呟いた。 「え? な・・・にいってんの? ちょっとやめてよ、いきなり・・・ほんとどうしたの?」