大切なもの







「こんばんは。この子が烈くん?」


「そうだよ。もういいでしょ席戻りなよ。」


冷たくそう言うと親は「分かったよ。」と言って自分たちの席へ戻った。



「ごめんね。うちの親めんどいんだよね;;」


「恋華は悪くねえよ。聞いてないこいつがわりいんだ。」


その話は終わり、食事をすませてお互い家へ帰った。