大切なもの







と思いながら町なかをプラプラ。


「恋華?」


と後ろから聞き覚えのある声が。


あたしの大好きな声。


「海斗……?」


大好きな海斗の姿。


なんかドキドキする。


「こんなとこでなにしてんの?」


「なにも。」


「じゃあさ、俺とカラオケ行こ。」


「えっ!?」


いきなりの海斗の誘いに戸惑いを隠せない。


「イヤ?」


「ううん。イヤじゃないよ。行こう。」


となんか微妙な流れで海斗と2人でカラオケへ。