大切なもの







明日香のあとをついていき部屋に座った。


「で?今日は何の相談??」



あ―この人完璧楽しんでるよ。



真剣に聞けっつ―の!!


って言う気力もない。



「恋の相談かな。」


「恋?」



あ、なんか真剣な顔になった。



「相手は?」



「海斗。なんかあの泊まった日から海斗にドキドキするんだよ。会えないとなんとなく寂しいし。」


「完璧恋じゃん。恋華もしかして気づいてなかったの?いままでもそんな気持ちになったでしょ?」


烈とか拓夢のことだよね。