大切なもの







しばらくすると海斗からメールがきた。


【 烈がくるなんて珍しいな。てか、俺終わったんだけど、合流していい?】


微妙だな――…




「烈と明日香。あのね海斗終わったんだって合流してもいいかって。」



「ぜってえヤダ!」
「全っ然OKだよ♪」



明日香とかぶってしまった烈の言葉は明日香の声によってかき消された。



「じゃあ、きてもいいように送るね。」



烈は俺の意見は?と言いたげな顔でキョトンとしていた。



メールを送って少しすると海斗があたしたちの席まできた。


「紹介するね。この人はあたしの親友の明日香。」



「宇佐美明日香です。よろしくね。」


「そしてこの人が海斗。」




「流川海斗です。こちらこそよろしく。」