アイノウタ~呪われたラブソング~




「あは、あはは…」






段々、梨沙の笑い声は弱々しいものに変わって行く。




「はぁ…はぁ…あぁ…ぐぇぇ…」



ガポリと、口から血の塊を吐き出し、体をくの字に折り曲げる。






そして、そのまま…床へと倒れた。



倒れた梨沙の体は、ピクピクと短い痙攣を繰り返して、やがてピクリとも動かなくなった。