「翔吾……翔吾…しょう…い、いやァァァァァ!」 バタリと倒れて、そのまま翔吾は動かない。 床に溜まって行く赤は、血の赤。 よく見ると、翔吾の背中に斜めに線が入っている。 「しょうごぉ‼︎‼︎」 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ! 認めたくない。 知りたくない。 「うふふ…ふふっ!あは、あはは!」