「____?__…!…く⁈…起きなさい、美紅!」
ぼんやりとした意識は、段々としっかりしてきて、お母さんの声を聞き取った。
「起きなさい!美紅‼︎」
部屋まで入ってきて、お母さんは私の布団を引っぺがし、怒鳴りつけた。
どうやら私は、一定間隔で流れる受信音に恐怖しながら…寝ていたらしい。
どんだけ図太いんだ、私。
「まったく。あんたは。…そういえば、美紅。夜中にメールするなら、ちゃんとマナーモードにしておきなさいよ?」
「え?メールなんて、してないよ」
「何言ってんの。あれだけピコンピコン鳴り響いてたら、メールしてるに決まってるじゃないの。返信が来ないのにメール返さないでしょ?」
…あぁ、夜中ずーっとなり続けていたメールのことを言ってるのか。
「…ごめんなさい?」
「謝ってるのに、なんで疑問形なのよ」
その理由としては、私のせいじゃない!と言いたいからなんだけど、そんなこと言っても無駄なことぐらいわかる。
だから、疑問形での謝り。

