夜ご飯を食べ終えて、お風呂に入り、ベットに寝転ぶ。
枕元にぽいっと投げてあった携帯を取ると、ランプが点滅していて、メールを受信したことを伝えている。
「…んー?誰だろ?」
見れば、二着入っている。
「えっと…一つは翔吾か。もう一つは……梨、沙……」
消えたはずの現実味のない恐怖が、再び私を包み込む。
あの場に置いて行った梨沙が、一体何を__?
怖いことは後回しにしたい私は、まず翔吾のメールを開いた。
『題:大丈夫か?
本文:美紅、大丈夫か?
今日、お前梨沙の方指差してなんか言ってたけど…あの女のことか?
それとも、男の方か?
…信じてくれねぇと思って今まで言わなかったんだけど、俺さ、霊感?とかいうのがあるらしくって……。
お前は、何が見えたんだ?』

