アイノウタ~呪われたラブソング~




「あぁーーーーー。もう、わかんない!……あれ?」



考えるのを放棄しようとした時。



ある文字が横切った。



『3日後、もしくは3日以内に愛するものを殺し、自らも死を選ぶ』



…梨沙は、昨日聴いた、と言っていた。



聞いた日を一日目とするなら…明日で3日目。



「早ければ、明日には梨沙は愛する者を殺して死ぬ?」



死ぬ?


…『死』?



「あははっ!バッカらしい!」



身近にあるというのに、身近に感じない。



怖さを感じるほど、死を知らない。




現実味もない。




パソコンの電源切って、改めて考えをやめた。


気が付けば時刻は七時。



「みくー⁉︎夜ご飯よー」


リビングから、母の声。


「はーい!今行くー」