アイノウタ~呪われたラブソング~





「梨沙、さっき変だったよ?ねぇ、もしかして…「大丈夫‼︎聞いてないよ⁉︎『アイノウタ』なんて」




『アイノウタ』を聞いたのか、聞こうとしたのに、それを遮って否定する。



こういう時の梨沙は絶対に…


「聞いたんでしょ?」



「………」




気まずそうに目を逸らされた。



「……ひっ!」



目を逸らした先にあったものを凝視して、梨沙が短な悲鳴を上げた。



「どうしたの⁈梨沙!」