翔吾は、アイを引き剥がす方法を見つけることができなかった。 最後に、翔吾が出来たのは、アイノウタを聞くこと。 そして、アイノウタを聞いて三日目が今日。 アイの呪いに逆らえなかった翔吾は、私を呼び出して、殺そうとした。 ただ、最後に翔吾の理性が勝って、私は死なずに済んだ。 それが、どうにもならない現実だった。 アイの呪いからは、やっぱり誰も逃げられないのだ。 私も、翔吾も。