その後、何もする気が起きなくて、ぼんやりとしていた。



ぼーーっと、虚空を見つめる私の姿は、周りからすれば頭のネジの飛んだ子、とでも思われるだろう。



それでもいいか、と投げやりに考えて、虚空を見つめ続けた。






何時間も経って、部屋の扉が開いた。