アイノウタ~呪われたラブソング~





シンデモイイヨ。



死んでもいいよ。



あぁ、死んでもいいのか。



死んだって…いいのか。





「ははっ」



渇いた笑みが、手入れを怠ったせいでカサカサになりつつある唇から漏れる。



部屋の中で、誰にも届かず自分の耳に戻ってきた笑い声が、アイ達の笑い声と混じり合って耳鳴りのようになり続ける。




もう、嫌だな。



深く考えれば、ただ夢を見ただけ。



アイ達に殺される夢を見ただけ。



なのに、それらは私の心を壊すのには十分すぎた。



膝を抱えて座り込んで、目のすぐ前にある膝に付いた、手形が見える。



見たくなくて、力なく床にポテリと落ちた私の手と、それに握られた携帯に視線を向けた。