アイノウタ~呪われたラブソング~






「怖がらせるつもりはねぇんだけど…やっぱ、気になるよな…。…美紅、まだ二つしかついてないこの手形。カウントダウンと共に、増えると思う。それから、これは…どんどん美紅の身体を這い上がるように付くと思う。

最終地点は、多分ここ」



翔吾の指先が足首を離れ、どんどん上へと上がり、首元を指差した。




「首元だ」




首元?



「え、どういうこと?」



「殺すまでの、恐怖、ってことかな…これは。…んな不安な顔すんなよ…」



首元を指した指は、頬をくすぐり、安心させるように動いた。