アイノウタ~呪われたラブソング~






~♪~♪~♪



短い着信音が、私の手を止めた。




キーボードを打つ手を止めて、携帯を取る。



送信者は翔吾。



また、起きてたのか…。



心配なのに。



『タイトル:無題
本文:

起きてたわけじゃねぇからな。


だから、怒るなよ(笑)




話聞いてたら、夢とか怖いと思う。



けど、お願いだから、自殺だけは、すんなよ。


俺を置いて、死ぬな。


カウントダウンは、どうにかして止める。


止めたい。



だから、アイノウタは聞くな。


自殺もするな。



彼氏からの、お願いだ。



まだ、分からないことも沢山ある。


でも、分からないからこそ、希望も無いって、決まったわけじゃない。


だから、死ぬなよ。






それから、明日も来いよ。


美紅に、会いたいしさ。』