「CD…どうしよ?……曲を聴くことはもうないと思うけど………」 ……あれ?待って? 梨沙は、私に渡した時に、翔吾の分もあるって言ってなかった? 「それに…梨沙のも…」 聞いちゃダメって…連絡しなきゃ。 慌てて携帯をポケットから取り出して、電話帳を開く。 横にスクロールして、『翔吾』と登録された番号を押す。 プルルルル…プルルルル… 三回コール。