アイノウタ~呪われたラブソング~




「いや、美紅が昨日、メールで言ってたことが気になって…。迎えに来た」




迎えに来たって…。



「私がいつ来るか分からないのに⁇」




知ってたら、もっと早く来た……かな?



うん、多分早く来た。




「美紅は、絶対来てくれると思ってたから」



ニコッと笑って言われて、そうじゃないでしょ!と返す。



「来るけど、いつ来るか分からないのに、一体いつから待ってたの?」



「いつから、って…ほんの2、3時間前ぐらいからだよ」



だから、心配すんなって、と言われるけど…。



「そんな待たしたの⁉︎」



「いや、いいって。それより、アイから来たっていうメールとか見して欲しいし…部屋、行こう」



再び、よたよたふらふらと歩き始めた翔吾に肩を貸して、病室まで歩いた。