『……み、く…』 ゾクリ… 背筋を、冷たい汗が伝う。 底冷えするような、冷たい声。 息が苦しくなって、段々呼吸が荒くなる。 嘘でしょ? そんなの、あり得ない。 そう、だからこれは夢なの。 呼吸を整えるために、深呼吸して、目をつぶる。 深く息を吐いて、吸う。 何回も繰り返しつつ、頭の中ではこれは夢だと言い聞かせる。 これは、夢。 これは、夢。