アイノウタ~呪われたラブソング~




読み終わった瞬間。



真っ黒い背景はどんどん真っ赤に、血が流れるように、染まって行く。



そして、ブツンッ…という電子音を立てて、パソコンの電源が落ちた。


「えっ?なんで……」



壊れてないか確かめるために、電源ボタンを押す。



普通に立ち上がったことに安心する。




「よかった…」



と、安心したのも束の間。



画面が、再び真っ赤に染まった。


『ネェ…アイノウタ…キイテヨ…ネェ…ノロイナンテナイヨ…ダカラ…』



「きゃあ!!!?」



突然流れ出した声に驚いて、パソコンをドンっと押せば、薄くて軽いノートパソコンはズッと滑って机から落ちてしまった。