取り敢えず書いてあるページは読み終わった。
「深月さん…これ、最後のページが開かないんですけど…」
一応、1ページ1ページ確認しようと思ったのに、最後のページだけが開かない。
「そうなの。最後のページだけが、開かないの。多分、血が付いて固まってしまったからね…少し破れてしまっても構わないから、剥がしてもらってもいいかしら?」
深月さんに言われ、私は最後のページを開く。
深月さんの言うとおり、他のページよりも血が付いていて、真っ赤に染まっている。
やっと開いたページ。
書いてあった言葉。
真っ赤なペンで書いたのか、オカルト主人が死の瞬間、自身の血で書いたのか。
とにかく、真っ赤な字で。

