自分でもわからないうちに、精神的なダメージを負っていたらしい。 真っ赤な血が、赤いトマトソースとだぶる。 転がった冷たい体が、肉とかぶる。 どうしても、食べられなかった。 「ごめんなさい」 「いいのよ。ただ、落ち着いたら…食べるのよ?体を壊したらいけないもの」 お母さんの優しさが、胸に染みた。