【完】意地悪な後輩君の笑顔にきゅん♡






「ねえ、香琳。」



私の名前を呼んだと同時に壁にドンと押し付けられてしまった。



顔の左側に廉也君のゴツゴツした大きな手がある。



私はびっくりしてしまって、思考が停止。




「香琳……?」



さっきみたく命令口調ではなく優しい口調に変わった彼の声。




それにまたドキリと胸が高鳴ってしまう。




「な、何……?」



「好き。」




そう言って私にキスを落とす彼……




「んっ……ちょっ……部活んっ行かない、と……ん……」



止まないキスが降り続く。