「……」



「んっ……」



お姫様抱っこ状態のまま彼からの甘いキスが降ってきた。




ちょっと……


人人!!

外外!!



私はもう頭が混乱していて何が何だか分からない状態だった。





「お前、俺に好きっていえよ。」




「え……?」



「いっつも俺からじゃねえか……」




私は彼の少し寂しそうな声にきゅんとしてしまった……




私は勇気を振り絞って言おうとするけど、



言葉がスッとでない……




好き……




心の中では簡単に言えるのに……